あおなじみ

日常生活。恨み節。性別捨てたい非国民。ネガティブ。

羽生結弦の味方は…沢山いたよ!

【4/6追記】(4/8やや加筆)記事にもなっているとおり、羽生選手から和解したようです。

http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ4426LFJ44UTQP006.html

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/04/05/kiji/K20160405012345350.html


羽生結弦、偉いなあ!器が大きいな!ビッグな人間だな!と思いました。あなたは立派です。ファンになってよかったです!

また、田村先生のブログにも写真があがりました。

http://www.jsports.co.jp/skate/yamato/m/fs1516/post-197/


田村先生の狙ってない感じがとてもいいと思います。最高です。悪く言えば空気読めてないのかもしれませんが、同じツーショット(ヤマト先生よりも先に出されたデニスのインスタ→https://www.instagram.com/p/BDyLVvnO47B/)のはずなのに、この安心感の違いは一体・・・?!と思いました。なんででしょうね。

とにかく、ありがとうございました!最高だぜヤマト先生!と思いました。かっこいいです。


バンケットでもみんなと楽しそうでしたし、ハビも相変わらず優しそうですし、ANAさんの広告は泣けるし、味方はいっぱいいそうで、安心しました。コメントも沢山ありがとうございます。返信追いつかなくてすみません。

あと、記事のタイトルもいつまでもそのままというのも変なので、変えてみました。


そして今ブログを読み返すと、ヘイトスピーチに問題をすり替えたというのは言い過ぎだったかもしれません。

デニスも必死だったのかもしれないです し。

でもやっぱり、気になる部分はありますし、元々の問題の解決が優先されるべきだったのでは?という気持ちは変わりません。


キヤノンさんのインタビューでも思ってたより元気そうでしたし、とりあえずこれで落ち着きそうですかね?

私は本人の気持ちを汲みたいと思います。

まだアンチがゴチャゴチャやってますし、気持ちが落ち着かない人もいるようですが、我々が色々行動しすぎると逆に迷惑になるのではないでしょうか。(自分も少し反省)

スケ連もそこまで馬鹿じゃないと思うし、ANAさんも守ってくれるはずです。クリケットのみなさんも。


記事や動画紹介はこのままにしておくとレイシストに利用されるとの指摘がありましたが、資料的、記録的な意味でこのままにしておくことにします。ご理解ください。


また、コメント欄でご指摘の記事中の性的な表現については削除させていただきました。

ご指摘ありがとうございました。


以下は更新前の内容になりますが、何度も書いているとおりレイシストネトウヨの味方になるつもりはないです。

そのあたりはどうか勘違いしないでください。

また、レイシスト批判を優先するあまり羽生選手の発言を蔑ろにしたような方々に同調する気もありません。

それから、繰り返しになりますが、更新前の以下の内容はバンケットでの写真や、ヤマト先生のブログが出る前までの気持ちなので、そのあたりのズレはご了承ください。

(あと、これを更新するときに書体が崩れてしまいましたが、内容は訂正個所以外同じです。何故崩れたし・・・!PCからCSS直さないとダメみたいですね。読みにくくなってすみません。)


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(旧タイトル「羽生結弦の味方はいるのか?」)


デニスのインスタにコメントが出た。

前日、時事に非を認めるコメントが来ていたので、よかった、故意じゃなかった。これで落ち着く、と、少し安心したのだが、それを見事にぶち壊すコメントだった。

(テン、不注意と釈明=世界フィギュア http://www.jiji.com/sp/article?k=2016040200155


自分のルーツが韓国にあることをSNSで攻撃された。

自分が謝るのはスタッフに対して・・・。

https://www.instagram.com/p/BDsUO1oO43G/


これじゃあまるで羽生結弦側の人がレイシストだと言っているみたいだし、練習中に自分が誤解を招きかねない行動をしたことについては、何の非もないと言っているように思える。

ここで、羽生結弦本人とは関係無いヘイトスピーチのことを持ち出してきたのは、はっきり言ってただの論点ずらしだし、ものすごく狡い手段を取ったと思う。

問題をヘイトスピーチの方向にずらせば、羽生結弦が感じた問題の行動から目線を反らせる。そして実際、それに成功しているように見える。まともな人ほどヘイトスピーチには反発するだろうから。


だが、ヘイトスピーチを発しているのは外野の人間であり、デニス・テン個人と羽生結弦個人の間に起きた問題には、何ら関係ないはず。

なのに、そちらに論点を持って行こうとするのは、少し狡いんじゃないだろうか。「私は差別されています!」と言えばどんな問題も無かったことになるわけではない。


羽生が抗議しなければデニスがヘイトスピーチに晒されることもなかったとか、そういうのもおかしい。

今回、羽生結弦が大袈裟なのでは?とか、ただの勘違いなんじゃないかとか、気にしすぎなんじゃないかとか、そういう意見が、ただのスケートファンやアンチからだけではなく、羽生ファンからも出てきていた。私はこれはかなりショックだった。


でも、そうなってしまった原因の一つとして、今回のボストンの会場が動画撮影禁止だったこと、サブリンクは一般人は入れなかったことなどもあると思う。

・・・だが、動画を撮ってしまう人は撮ってしまう・・・なのでこのさい、羽生が勘違いしてもおかしくないんじゃないか?ということを伝えるために、メインリンクで撮られた動画を紹介したいと思う。


問題があったのは30日のサブリンクだが、これは29日のメインリンク。報道によると前日も問題があったようで、その時にデニスとは軽く話したようだ。

この動画がその練習の時のものかはわからないが、確かに「おや?」と感じる部分があるのだ。

http://v.youku.com/v_show/id_XMTUxNjgzNTYyMA==.html

まず1:20頃、スピンに入ろうとする軌道の前でデニスが入ってくる。

次に2:40頃、ステップシークエンスの終盤でデニスが割り込んでくる。このときの羽生は苛立っているのか、氷を蹴っている。


また、フジ系の「グッデイ!」が、羽生の軌道上でスピンをするデニスの様子を放送しているが、この映像がいつのものなのかはわからない。

この瞬間は、中国のファンがGIFでまとめてくれている。

http://imgur.com/a/pWcJt

(この放送の動画もアップされているが、限定公開かもしれないのでリンクするのはやめておきます)


そして、これを書いている途中にも有志がこれらの動画をまとめて上げてくれていたようだ。

https://youtu.be/jWH2_Y0tJRo

羽生が指摘していたという2015年上海ワールドの6分間練習の時の動画も入っている。

1:50頃のものは、元の動画はわからないが28日の練習のようだ。フェンスのようなものがあるし、サブリンクかもしれない。(←メインリンクのようです、すみません。)羽生の曲かけ時ではなさそうだが、かなりヒヤリとするシーンである。


これだけ羽生の近くにデニスがやってくる場面が何度もあれば、問題の起きたプラクティスリンクの練習でも、何か危ないと感じることがあったんじゃないかと疑ってしまう。

こういうことを言うと、現場を見てないんだから何も言うな!とか、対立煽るつもりか!とか、そういうことを言われるんだけど、これらの動画を見てもそれでもまだ羽生側に非があったような事を言ったり、羽生側の粗を探すようなことをするのはかなり酷いと思う。


適切な言葉が見つからなくて申し訳ないが、セカンドレイプ的なものを感じてしまう。

(ここ数日、過去いじめを受けた自分にとってもきつい言葉がたくさんあり、私のメンタルはズタボロである。)


そういう方達は往々にして「私は羽生のことを冷静に見ている」ようなことを言うのだが、それならデニスのことも冷静に見て欲しい。

羽生ファンは過去に色々あったから「選手批判をしたくない」という気持ちがあることはわかる。でも、それに囚われすぎているんじゃないかという気がする。


私は今回、デニスは「そう感じさせるような動きをしてしまったならごめん」と、ただそれだけ言えば良かったと思っている。

デニスがわざとやったとは思ってないし、思いたくもない。でもこういうのは結局のところ受け取る側の問題なんだから、被害を受けたと思わせてしまったら相手に謝罪すべきだったと思う。

こちらが無意識で足を踏んでしまったのに「この程度ならとくに気にしないだろう」と放っておいたら、相手は嫌な気持ちになることもあるのではないだろうか。


それから、キャロルコーチがああいうコメントを出したことで、スケート関係者の中でも羽生に辛く当たる人が出てくるんじゃないかとか、そういうことも気になってしまった。

https://twitter.com/Iron_Klaus/status/715782449398226946

http://www.daily.co.jp/general/figure_skating/2016/04/02/0008950519.shtml

キャロルコーチは実績もあり、スケート界での影響力もかなりある人だと思う。

だから周りの人が彼の意見に引きずられて「やっぱり羽生がおかしいんだな」という雰囲気ができてしまわないか、とても不安になる。


いくら心が強い人間だからといって、何をしたっていいわけではないし、何をしても耐えれるわけではない。

王者たるものこんなことで落ち込んでどうする!これは試練だ!みたいなことを言う人も居たが、そんなのはコーチでも何でもない他人が言ったらただのパワハラみたいなもんじゃないか。


 もしかしたら、ものすごく自己嫌悪しているかもしれないし、色んな人から責められているかもしれないが、どうか沢山の人が彼の味方になり、彼を励まし、慰めてくれることを願っている。


最後に、デニスは韓国系だから、などというヘイトスピーチに私は乗らない。そんなのはクソッタレのすることだ。

私はヘイトスピーチを受けている人や、それに抗議する人たちが、どれだけ大変な思いをしているか知っている(ネットを通じてしか知らないが)。

そういう人たちに辛い思いをさせるようなことは絶対にしないし、レイシストには屈しない。


このヘイトスピーチについて付け加えさせてもらうと、デニスを中傷しているのは、スケートファンでも羽生ファンでもない、ただのネトウヨが大半である。

スケートをかじっているネトウヨはほぼ100%アンチ羽生であり、デニスの味方だ。

これは説明すると長くなるので、フェアジャッジ、手相見、2012年の全日本の表彰式・・・など、このあたりのワードで検索していただくと何となく察しが付くと思う。

そしてこの辺の件があったからこそ、ヘイトスピーチを言う羽生ファンはTwitter上にはほとんどいないのでは、という気がする(もしくは反ヘイトスピーチ的な羽生ファンに場を追われたか)。

普通のネトウヨなら羽生を支持するだろうが、彼らは拗れているので、羽生のことは韓国系だと言ったり、金でスコアを買っていると言ったりしていたのだ。

なぜそういうことを言うのかというと・・・これはまあ、上記のワードで検索してみれば察しが付くはずなので、ここでは省かせてもらいます・・・。


今回のデニス側の対応で、私は確実にデニス側への不信感が自分の中に出来あがってしまった。

もちろん自分は羽生ファンなので、バイアスがかかっているだろう。


だけど、かつて自分がいじめられたと訴えているとき、さんざん自分のせいにされ、誰も味方になってくれなかった過去を思い出すと、とてもじゃないがデニスの肩を持つ気にはなれない。

味方になってくれると思っていた人が味方になってくれなかったときのダメージは、とてつもなく大きくて深い。

(そして、こういうことはわからない人にはとことんわからない)


今は辛いかもしれない。でも、今回のことを糧にし、また元気に滑って飛び回る羽生結弦を、私は待っている。

一ヶ月オフがあるそうなので、どうか自分を責めないで、ゆっくり休んで欲しい。あなたの味方になってくれる人は沢山いるはずだから。


自分の昔のことを思い出して、羽生ももし色んな人に責められていたらどうしよう、味方がいなかったらどうしよう、と酒を飲みながら泣いていたら、母が「見てる人はちゃんと見てるから大丈夫だよ」と言ってくれたので、少し落ち着いた。私もそうであることを願っている。