あおなじみ

日常生活。恨み節。性別捨てたい非国民。ネガティブ。

本人を無視して勝手に暴走するのはやめて欲しい

羽生さんの一連の発言がジャッジへの批判であると受け止めてしまった人たちがいて、その人たちが完全に本人の意思を無視して暴走しそうなので非常に心配しています。

ジャッジ批判だと勘違いされているのはこのあたりだと思います。

――ソチ、平昌五輪で目標を達成したが、高い実力を保つモチベーションは。
 「五輪が終わった後は4回転半のジャンプをやりたいと思っていた。今シーズンちょっとつらいことがあった。今はフィギュアスケートをしたいと思ってやっている。“強くなりたい”“勝ちたい”ではなくて、自分のフィギュアスケートを競技としてやりたい」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/02/06/kiji/20200205s00079000479000c.html

――世界選手権では勝ちと自分のスケート、求めるバランスは
 「まあ、今やりたい、今やっていることを突き詰めるって感じが一番強いですかね。まあ、フリーに関してはもちろん、点数出し切れてないですけれども、でも、方向性は間違っていない、この方向で自分はやっぱり、スケートをしたいって思えた、この状況がいいなって。まあ、それが評価されるのであれば、それは嬉しいですし、それが評価されないっていうのであれば、もうしょうがないとなんか、割り切るしかないかな。ルールは自分で変えるものじゃないので。それがなんか、それをジャッジの方々が見た時とか、観客の方々が見た時に、それがやっぱり劣ってると思われてしまうのであれば、それは自分の実力だと思うので。うん。それが劣ってると思われないようなスケートをバラ1みたいに、今回のバラ1みたいにしたいっていうのがSEIMEIの一番の目標ですね」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/02/09/kiji/20200209s00079000387000c.html

もし、この一連の羽生さんの発言が多くのファンが感じていると思われる解釈通りの「ジャッジ批判」としての発言なのであれば、もし本当に酷い目に遭っていると感じているならば、その感覚を尊重したいです。
(尊重しないとセカンドハラスメントになりかねないですし)

しかし私は、彼がトリノでの落書き・バナー問題があったのに、それをすっぽかしてジャッジ批判を出来るタイプだとは思えないんです。
(「つらいことがあった」の中に落書き問題が含まれていないと考えるのも、浅い判断のように感じる)
もしジャッジ批判として発言するのであれば、ネイサンや昌磨に刃が向かないように、もっと慎重に発言するでしょう。

 

そもそもそれ以前に採点がとてつもなく酷かったかというと、そうも思えない。
ファンが言っている採点への不満についても、ルールを勉強している人詳しい達から全部反論されるレベルのもので、検証も何もかも足りていないのが現状だと思っています。

 

だから私は、今回の発言はなんの裏もなく、ただただ言葉通りの意味なんだと思ってます。
今は4Aも含め、完成度を高めてどう滑れるかが目標になっているんだと思いました。
今は羽生さんにとって「そういう時期」なんだと思います。

 

羽生ファンがジャッジ批判をするときに最もすべき事は、まず「落書き犯とバナー犯の行動を否定する・行動に一切賛同しない」ことではないでしょうか。
これは他の選手のファンや、スケート関係者からファンが信頼されるために、まずやらなきゃいけないことです。
我々は「やってはいけないことをやってしまった人達と同じ属性」であるという事を理解した方が良いです。

 

でも、誰もそんな雰囲気じゃありません。今の様子なら、むしろ自分達の気持ちを具現化してくれた落書き犯やバナー犯に感謝してるんじゃないかと思うほどです。
スケカナのフェアジャッジバナー騒動の頃はまだ否定する人が多かったけど、いまは殆ど誰もしてないです。

しても嫌がらせで潰されますし、言ってた人も言わなくなっちゃいましたね。悲しいです。

 

羽生さんがジャッジに虐められていると思いこんで勝手な行動を起こし、それが本人の意思と違う行動だった場合、あなた達は責任がとれるんですか?
落書きの責任すらとれていないのに?

もっと落ち着いて行動して下さい。
一人の大人の人間としての自覚を持って下さい。
羽生さんの顔に泥を塗り、彼の歴史を汚すのはやめて下さい。
ISUのほうが汚しているとかそんなのはただの狂人による「内輪の理屈」です。
社会では通用しません。
私には責任がないとか、そんなのも関係ありません。
外側から見たら私たちは同じ「羽生ファン」なんです。
外から見たら、区別なんて付けられません。
まず、自分たちの手で既に彼の歴史の1ページを汚しているんだという事を自覚してください。

 

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

 

以下、私の勝手な想像です。

今の羽生さんモチベーションを見いだすのにとても苦労している印象です。
今までの、メラメラした感じとは違うなと。
フジテレビでのインタビュー内の、以前は何かに対して燃えていたが今は違うというニュアンスの発言、世界選手権を4Aの練習のモチベーションにという発言、記者会見での内発的動機がまったくない(現在進行形?過去形?)という発言には、正直驚きました。
今までだったらきっとジャッジに不満があっても「ジャッジを見返してやる」ってなったと思いますし、負けず嫌いな部分のエンジンを切っているように見えます。
それは4CC試合前のこの部分からも感じます。

――ソチ、平昌五輪で目標を達成したが、高い実力を保つモチベーションは。
「五輪が終わった後は4回転半のジャンプをやりたいと思っていた。今シーズンちょっとつらいことがあった。今はフィギュアスケートをしたいと思ってやっている。“強くなりたい”“勝ちたい”ではなくて、自分のフィギュアスケートを競技としてやりたい」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/02/06/kiji/20200205s00079000479000c.html

これもこれでジャッジを見限ったんだ!と思う人もいるんでしょうけど……私はそうは思いません。本当に言葉通りの意味だと思ってます。
さっきも書きましたが、いまは羽生さんにとって「そういう時期」なのではないかなと。

 

私は今シーズンは最初から何かフワフワした定まらないものを羽生さんの言動からうっすら感じていたので、4CCでのプロ変更はかなり納得できました。
Originとオトナルは良いプログラムでしたが、どこに着地点を見いだすのかな?と思っていたからです。

 

そして、私にはファイナル後から何となく元気がなくなっていったように見えていて、もし自分の想像が当たっているのなら、ファンに原因がある可能性もあるんじゃないかと思ったんです。
国内外の後輩に気遣いしたり、大輔さんと楽しそうに過ごしたりしているにもかかわらず、相変わらず攻撃をやめない人たちを見たら、どう思うのかなと。
そんなのいちいち気にしてないよ!と言う人もいるかもしれませんが……MOIでの大輔さんとのやりとりは、互いのファンの間にあるわだかまりみたいなものを意識していたんじゃないかと思わずにはおれませんでした。

 

私は極端な人だと言われるので、何もかも考えすぎなのかもしれません。
しかしトリノでの事件が、羽生さんを全く傷付けなかったのかというと、そうとは思えなくて。
なぜあの事件を無視してジャッジにのみ原因があると思ってしまうのか。
私にはその思考回路が全く理解できないので、とても不思議だし、ファンが暴走してトリノよりも酷い事になるんじゃないかと、とても恐ろしく感じています。

本当に自分達の行動が羽生さんの利益になるのか、よく考えて欲しいです。