あおなじみ

日常生活。恨み節。性別捨てたい非国民。ネガティブ。

東京五輪に対する感情についての勝手な妄想

暇な方は、一つ前の記事とセットで併せて読んで下さい。
私は元々東京五輪に反対で、そのことについて度々Twitterやらブログやらで書いてきました。
https://kurage27.hatenablog.com/entry/2016/09/09/224239
そして、ずーーっと、アホかっつーくらいに、羽生さんが東京五輪関連のあれこれにブッコ抜かれるのではないか?と内心ものすごく冷や冷やしておりました。
(今でもしてるけど、本人が出るなら仕方ないと思ってる。それなりのお考えで出るでしょうし…)
しかし、コロナのせいでその可能性がほぼほぼ無くなった。いくら電通イカレてるとしても、現役の呼吸器疾患持ちアスリートを出そうとはしないだろう…たぶん。
(こんな状況下で出そうものなら、さすがに国際的に燃やされるぞ、JOC)

さて、タイトルの件なんですが。
これは「勝手に羽生結弦さんの立場に立って東京五輪に対する心情について妄想してみよう」という意味です。

日本国民の殆どの皆さんは誘致が決まったとき「うっわあああああい✨とおきょおでおりんぴっくだあ~✨」というお気持ちだったでしょう。
決定したのは東日本大震災からたったの2年後、2013年のことでした。
反対してた私は非国民扱いでした。(非国民上等だぜ👍️)
まだまだ復興されていない時のことで、当時はまだ「さすがにあんだけの災害はもうないだろ~し2020年には東北も原発も元どーりなんじゃね?」くらいの雰囲気がありました。
もうこの時点で大間違いなんですが。

さて、ここからが妄想の時間です。
羽生さんもソチや平昌のとき、東京五輪の宣伝用のウチワを持ったりしてましたよね。
果たして羽生結弦さんはこの時、大半の日本国民のような「うっわあああああい✨とーきょーおりんぴっくー✨」というキラキラした気持ちだけで、PRのお手伝いをしてたんでしょうか?

おそらくこれを読んだ大半の方は「なんの後ろめたさもなくPRしてたに決まってんじゃんwバカかよwほんとくらげはクソバカだなw氏ねやw」と思った事でしょう。
うん、まあ、そうかもね。

でもね、五輪誘致だなんだと言ってる時点で、東北の被災地はぜんぜん復興してなかったですよね。
2016年には熊本で震災があり、機材や資材が被災地から取られているという話もありましたよね。
そういう中で東京五輪のグッズを持たされてPRを手伝う羽生さん。
各地で災害が起きれば物資を送ったりチャリティーをしてきた羽生さん。
どういう心境だったんでしょう。

全日本の会見を読んでもなお「なんの後ろめたさもなくPRしてたに決まってんじゃんwバカかよw」って思えます?
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/12/27/kiji/20201227s00079000278000c.html
私にはぜんぜん、そうは思えないんだよなー。

東北の後には熊本、それだけでなく台風や水害も沢山あった。
更にその間原発もどうにもなってないわけで、ある意味「復興してますよ」という嘘をつき続けなければいけない。
「復興五輪」という名目だったわけですからね、当初は。

それって、こんだけ繊細な感性の羽生さんにはしんどいのでは?とずっと思ってまして。
だから「東京オリンピック羽生結弦を出して欲しい!」「聖火リレーに出て欲しい!」なんて意見は、もはや本人の感情を無視したある種の加害なのでは?と前々からTwitterとかで言ってたんですけどもね。

考え過ぎですかね?
個人的には本人の発言を曲解してジャッジ陰謀論に結びつける人たちより、よほどマシな妄想なんじゃないかと思うけど。

ま、考え過ぎかもしれないけどね。
内村さんに対する擁護の嵐だったんで、そうじゃないと思いたい人が大半だろうしね。
そうじゃないということにしておきましょうか。